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モノクロとカラーの狭間で… (福山雅治 Photo Stage III) [デジカメ]

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長崎県美術館には写真好きのスタッフがいるに違いない。
ロバート・キャパ展に続いてまた写真展を開いてくれた。

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長崎出身の福山くんが故郷で開く写真展…
嬉しいだろうな… 知人が沢山見に来てちょっと緊張しちゃったりもするのかな…
ちなみに同じバイク乗りだから“くん付け”させて頂きますの m(_ _)m

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じっくりと見る為にちょいと腹ごしらえ…

肝心の作品はここでは無理なので写真集を買って頂くとして、初見の感想は…
「福山くん、いろんなところ(海外)に旅行できて裏山しかー」 でした。
でも有名人にとっての旅行って、日常に戻る大切な時間なんですね。
そんな文章を見て納得した。どんどん行って下さい。許す。

特に人に見せる為に撮っていたわけではなく、旅行の記録の為に撮り続けていたら大切なものになっていた…
ちょっと自分と被る部分があって嬉しかったっすネ。

このblogや写真も自分の為に記録しているようなもの。
アクセスランキングとかはるか下の方ですがそんなのどうでも良い。
いつどこに行ってその時何を感じたか… それを残すのが大事。
これ、消えたらちょっと悲しい。

普通に暮らしていて充分日常を満喫している私は逆にちょっぴり非日常を味わいたくてバイクやクルマで出掛けます。
で、それを記録する為にカメラに興味を持ってレンズ沼にも片足を突っ込んで…
日常であってもちょっと写し方を工夫して非日常的な絵にならないかな、などと考えながら街を歩いています。

作品のほとんどがモノクロでしたが、正直今までモノクロの良さが分かってるようで分かっていなかった。
でも今回は勉強させて頂きました。ありがとう。すごく感謝。

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写真は引き算だとか、形を伝えたいときはモノクロだとか、頭で理解していただけなんですね。
それだけじゃないなにか心情的なものがある? ような… 気が… してきた。

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綺麗なものを伝えたいとか、そういういやらしい考えが余計なのよね。たぶん。

P.S.
生まれた時からカラー写真だった若い人達はモノクロにどういった印象を受けるのだろう…
いやいや、人様の意見ではなくて自分で答えを探そう…
ノスタルジー的なものは後ろ向きに感じるので封印。
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ヨンタロー♀

残念ながら(?)、私が生まれた頃はB/W健在でした。
カラーの写真は絶対にホンモノと同じ色が再現できないし、最近は加工も自由自在ですから、逆にモノクロの方がリアリティがあるような気がします。
by ヨンタロー♀ (2008-05-07 00:17) 

bird

いつもコメントありがとうございます。
展示会場のあちこちに福山語録みたいな文章があって、やはりモノクロのリアルさというものに触れられていました。
たとえば最後の写真とかはバイクの方は私自身は見慣れているので素朴な漁村の奇麗な海の色を印象に残したいわけですよ。
そういう時にカラーだとバイクの方が目立っちゃうし、モノクロだと海の色が判んなくなるし… でも素朴さはモノクロの方が伝わってるのかな〜とかね。
もっと写真を見る側(数年後の自分を含めて)に委ねられるようになれれば良いんでしょうけどね(笑)
by bird (2008-05-07 22:26) 

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