MINI Clubman

別件でディーラーと連絡を取っている時にClubmanの展示を知りまして、見に行ってきました。

MINIのオーナーである私がデザインの話をしても家族の自慢話をする親父みたいにしかなりませんから、今回は実用性という観点で…

あ、ひとつだけ言っておくと、このCピラーのカラーは明るい方が良いと思う。
この囲みデザインがClubmanの顔だと思うし、明るい方がブレーキランプのちんまりした可愛さが引き立つんですよね。
ルーフもピラーと同色の方が良い。
なんでかっつーと…

長いルーフの補強も兼ねて両サイドが盛り上がっているんですが、これがCピラーと繋がったデザインの様に見えるんですよ。さっくり切ってシャープに見せても良いですが、折角デザインされているのなら合わせてあげないと勿体ない。

リアのドアは常に右側から開けるようになってます。
ちょっとした鞄等を取り出す時はハッチを「バンッ」と開閉するよりさりげなく「カチャッ」とやれてお洒落。

CM的にはハウステンボスみたいな街中で身長170cmくらいのモデルさんがバゲットとか植木市(違うだろ!)で買ったお花とか取り出すわけですな(笑)

全開。
こんだけスペースがあれば折りたたみ自転車と撮影用具一式と食料を積んでサーキットに遊びに行けますね。
真ん中の三つ折りのカバーの下にもスペースがありました。

サイドから見るとこんな感じ。
後ろが壁だったら…　ドアの下から脱出しましょう(笑)

後ろのドアは運転席側を開けてから…　この方が安全です。

全開。
MINIのデザインの肝は「円」なんですが、ここだけは異様に四角い。
デザインの肝をぶった切ってまで「機能」を優先しましたというメッセージか…
このシートベルトでMr.ビーンのネタがひとつ作れそうである…

乗り降りし易い!
Mr.ビーンネタのシートベルトも後方に移動するので邪魔にはなりません。
ドライバーが後方確認してフロントドアを開けてから後ろが開くので安心して開けられます。

左側に給油口がある関係で車道側にドアが付いてて大丈夫かいな? とも思いましたが、考えてみると道路上で人を乗り降りさせた事って無いんですよ、私の場合。
タクシーとは違ってドライバーも降りる時に使うドアなんですね。

確かR56,57のクーペボディにも後席の楕円のデザインは無かったと思う。
これは「後ろも快適になりましたよ」というメッセージですね。
従来は前席中央に1個だけだったカップホルダーも両脇に付いてます。

これは面白い視界だ(笑)
バイクに乗っていると前方のクルマの子供がよく後ろを見てることがありますが、この視界は記憶に残るかもね。

余談ですが、安全上宜しくないので「シートベルトを締めて前を向きなさい!」っていうのをジェスチャーでやるんですが、多分ウルトラマンの真似してるくらいにしか見えてないんでしょうね。余計にウケたりして伝わった事が無い(笑)

運転席周りはまるっきりクーペと同じ。
展示車はオプション大盛り仕様でえらく豪華。

MINI欲しいんだけど後ろが狭いからなぁ…　って躊躇していた方。
もう買わない理由が無くなりましたヨ!